東福寺
東福寺は京都市東山区
にある臨済宗東福寺派
の大本山である。
境内は南北1km、約6万坪、
「東福寺の伽藍面(づら)」
と言われ、三門、本堂などの
伽藍が一直線に並び立つ。
1236年(嘉禎2年)
関白・九条道家の発願に
より創建したとされる。
寺名は東大寺と興福寺
から1字ずつとったという。
開山に円爾(聖一国師)
を迎え、天台、真言、禅の
三宗の道場としたが、
のち、禅宗一色となる。
度々の火災に遭い
今の本堂は昭和9年の再建。
昭和期の木造建築としては
最大級とされる。
本堂から開山堂に通じる
屋根付きの通天橋は
紅葉の名所として知られる。
国宝・三門は天竺、唐、和
折衷様で禅寺の三門としては
日本最古で上層に釈迦如来像、
十六羅漢像などを安置する。
禅堂は座禅専修の道場で
中世期より現存する
最大最古のもの言われる。
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本堂 |
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