貴雲寺
貴雲寺は横浜市
港北区岸根町にある
曹洞宗の寺院である。
山門を潜ると正面に本堂、
本堂の右手には庫裏、
左手階段上に岸根観音がある。
門前に「一番札所 薬師如来
霊場」と刻まれた石碑がある。
「武南十二薬師霊場」
の1番札所で知られる。
12年に1度、寅年にだけ
開帳が行われる。
薬師如来に対する信仰は
奈良の法隆寺や薬師寺など
かなり古い時代からある。
武南十二薬師霊場は
安永年間(1772~80)
貴雲寺の九世住職・泰山和尚
により始めたとされる。
武南とは武州(武蔵国の別称)
の南(横浜市)という意味で
この地区で薬師如来を祀る
十二か寺から構成されている。
自ら始めた住職により
貴雲寺は薬師霊場の
1番札所となっている。
武南十二薬師霊場の
7番札所に金剛寺がある。
所在地 |
横浜市港北区岸根町614 |
山号 |
岸雲山 |
宗派 |
曹洞宗 |
本尊 |
薬師如来 |
開山 |
玄室宗頓(雲松院5世) |
備考 |
武南十二薬師霊場1番 |
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