三会寺
会寺は横浜市
港北区にある。高野山
真言宗の寺院である。
三会寺は菩薩の龍華
三会に由来する。
龍華三会は釈迦入滅
から五十六億七千万年後
の弥勒菩薩による法会。
菩薩が龍華樹の下で
悟りを開き衆生済度のため
の三番の法会という。
釈迦仏の教えで得道
しなかった者もこの会座に
列すれば成道するという。
承安年間(1171年-75年)
一説には建久3年(1192年)
源頼朝が佐々木高綱を奉行
として建立と伝えられる。
高綱は宇治川合戦の
先陣の功で名高く鳥山
八幡宮の西に館があった。
高野山・金剛峯寺の
末寺で、36寺を傘下に持つ
中本寺であったという。
本堂の本尊・弥勒菩薩は
秘仏で非公開である。
観音堂に安置する十一面
観音は旧小机領三十三観音
霊場第2番札所である。
所在地 |
横浜市港北区鳥山町730 |
山号 |
瑞雲山 |
宗派 |
高野山真言宗 |
本尊 |
弥勒菩薩 |
開基 |
佐々木高綱 |
備考 |
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