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東照寺


本堂


 東照寺は横浜市
港北区綱島西にある。

 山号は「綱島山」
曹洞宗の寺院がある。

 1649年(慶安2年)、
大曽根の大乗寺3世の
生外意鉄(しょうがいいてつ)和尚により
開山されたといわれる。

 当時、一帯は鶴見川と
早渕川に挟まれた中州
の島、津の島「綱島」
とも呼ばれていたという。

 山号「綱島山」は
これに由来するとされる。

 薩摩藩主・島津氏の
信仰が厚く、歴代の住職も
薩摩藩出身が多い。

 本堂内に島津斉宣
筆の「瑠璃光明界」
という額がかかる。

 本尊の薬師如来は
行基作という。12年に1度、
寅年の4月に公開される。

 武蔵都筑十二薬師
第11番である。

 また、境内の布袋尊は
横浜七福神の一つである。
特に正月元日から7日の
七福神巡りで賑わう。


所在地 横浜市港北区綱島西1-13-15
山号 綱島山
宗派 曹洞宗
本尊 薬師如来
開山 1649年(慶安2年)
備考 横浜七福神(布袋尊)



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