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補陀洛山寺(和歌山)


補陀洛山寺 本堂


 補陀洛山寺
(ふだらくさんじ)は
和歌山県東牟婁郡にある
天台宗の寺院である。

 JR紀勢本線「那智」
駅から徒歩3分程の所、
那智勝浦町にある。

 伝承では、4世紀、
インド僧・裸形上人に
よる開創と伝わる。

 平安から江戸時代に
かけて「補陀洛渡海」の
出発地として知られる。

 補陀洛世界の観音
浄土を目指し小船・
「渡海船」で那智の浜
から旅立ったという。

 境内に、渡海船を
復元した模型が展示
されている。

 屋形の四方に4つの
鳥居が建ち葬送の船で
あることを表している。 

 「紀伊山地の霊場と
参詣道」の一部として
世界遺産に登録されている。

 本尊は三貌十一面
千手千眼観音である。
像高172cm、一木造、
国の重要文化財である。


補陀洛山寺 渡海船


所在地 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
大字浜の宮348
山号 熊野山
宗派 天台宗
本尊 三貌十一面千手千眼観音
創建年 (伝)4世紀
開基 (伝)裸形上人
備考 補陀洛渡海



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