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鶴林寺(兵庫)


鶴林寺 本堂


 鶴林寺(かくりんじ)は
兵庫県加古川市にある
天台宗の寺院である。

 JR山陽本線「加古川」駅
から車で8分程の所にある。

 山号は刀田山。「刀田の
太子さん」、また、「播磨の
法隆寺」とも呼ばれる。

 寺伝では、589年
(崇峻2年)聖徳太子が
創建した四天王寺
聖霊院に始まると伝える。

 高麗僧・恵便(えべん)
のために秦川勝に命じて
建立したという。

 1112年(天永3年)
鳥羽天皇から勅額を賜り
「鶴林寺」と寺号を改め
勅願所とされる。

 仁王門を潜ると正面に
本堂。左手には経蔵、
常行堂、三重塔などがあり
右手には太子堂がある。

 本堂は和様・禅宗様・
大仏様の折衷様式の
傑作建築で国宝である。

 国宝の太子堂は宝形造り、
檜皮葺、1112年(天永3年)
建立。現存する最古の
法華三昧堂と云われる。


鶴林寺 太子堂


所在地 兵庫県加古川市加古川町
北在家424
山号 刀田山
宗派 天台宗
本尊 薬師如来
創建年 (伝)589年(崇峻2年)
開基 (伝)聖徳太子
備考 新西国三十三箇所27番



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