城願寺(神奈川)
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城願寺 本堂 |
城願寺(じょうがんじ)は
神奈川県足柄下郡にある
曹洞宗の寺院である。
JR東海道線「湯河原」駅
より徒歩8分程の所にある。
土肥次郎実平が建立の
持仏堂が前身とされる。
実平は相模土肥郷の
豪族で、万年の世までも
栄えるように「万年山」
と号したと云われる。
鎌倉後期には五山十刹
につぐ寺格の諸山に指定
されるも、その後衰退。
南北朝時代に
土肥氏の末裔の土肥
兵衛入道が再興。
清拙正澄(大鑑禅師)
の弟子・禅僧雲林清深を
開山に招請したという。
実平は石橋山の戦いで
敗れた源頼朝を庇護。
境内には頼朝と共に
逃げのびた頼朝七騎を
祀る「七騎堂」がある。
土肥一族墓所のほか
樹齢800年、高さ20m、
国の天然記念物の
ビャクシンの巨木がある。
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城願寺 七騎堂 |
所在地 |
神奈川県足柄下郡湯河原町
城堀252 |
山号 |
万年山 |
宗派 |
曹洞宗 |
本尊 |
聖観世音菩薩 |
開基 |
土肥次郎実平 |
備考 |
土肥一族墓所 |
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