弘法寺　仁王門

　弘法寺（ぐほうじ）は
千葉県市川市にある
日蓮宗の本山である。

　JR総武本線「市川」駅
から徒歩15分程の所にある。

　737年（天平9年）
行基が真間の手児奈の
霊を供養するために
創建したと伝わる。

　求法寺と称したが
822年（弘仁13年）
弘法大師・空海が伽藍を
整備し弘法寺と改称。

　1323年（元亨3年）千葉
胤貞より寺領を寄進。
1591年（天正19年）徳川
家康より御朱印状を賜る。

　仁王門の「真間山」
の額は空海筆と伝わる。

　本殿（ほんでん）には
我国最初という一尊四士
造像が安置されている。

　祖師堂の屋根瓦は
当寺院ゆかりの行基が
考案したとされる
「行基葺き」である。

　大黒堂には日蓮の
真刻と伝える「大黒天」が
安置されている。

弘法寺　本殿