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九品仏浄真寺(東京)


九品仏浄真寺 総門


 九品仏浄真寺
(くほんぶつじょうしんじ)は
東京都世田谷区にある
浄土宗の寺院である。

 九品仏は九体阿弥陀に
由来し地名にもなっている。
正式名は「九品山 浄真寺」。

 一帯は世田谷吉良氏系の
奥沢城があった所である。

 豊臣秀吉の北条攻め後
廃城となり奥沢村の名主が
寺地を貰い受け珂碩上人が
同地に浄真寺を開山。

 東急大井町線「九品仏」駅
から九品仏参道に入る。総門を
潜ると右手に閻魔堂がある。

 荘厳華麗な仁王門を潜ると
左手に梵鐘があり、右手に
竜護殿といわれる本堂がある。
本堂は釈迦如来像を祀る。

 本堂と反対側に3つの阿弥陀堂、
上品堂・中品堂・下品堂がある。
各堂にそれぞれ3体づつ異なる
印相の阿弥陀如来像を安置する。

 上品上生、上品中生、上品下生、
中品上生、中品中生、中品下生、
下品上生、下品中生、下品下生、
計九品でこれが九品仏の由来である。

 3年に1度「お面かぶり」
と呼ばれる仏教行事がある。

九品仏浄真寺 本堂


所在地 東京都世田谷区奥沢7-41-3
山号 九品山
宗派 浄土宗
本尊 釈迦如来
創建年 1678年(延宝6年)
開基 珂碩上人
正式名  九品山 浄真寺
備考 九体阿弥陀



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