阿弥陀寺(山口)
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阿弥陀寺 本堂 |
阿弥陀寺(あみだじ)は
山口県防府市にある
華厳宗の寺院である。
JR西日本・山陽本線
「防府」駅から車で
15分程の所にある。
1187年(文治3年)
俊乗房重源により創建。
重源は焼失した
東大寺復興の大勧進
職を務め、東大寺の
周防別所として開創。
東大寺再建のため
木材調達のためという。
木材を切り出す人夫
のために設けた湯屋は
重要有形民俗文化財。
残念ながら茅葺きの
仁王門は補修工事中であった。
本堂は入母屋造り、
本瓦葺きである。本尊・
阿弥陀如来を祀る。
本堂東の念仏堂は
浄土堂とも呼ばれる。
江戸期作の阿弥陀如来
坐像を安置する。
重源が願主となり
制作された鉄宝塔は
国宝に指定されている。
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阿弥陀寺 念仏堂 |
所在地 |
山口県防府市大字牟礼1869 |
山号 |
華宮山 |
宗派 |
華厳宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1187年(文治3年) |
開基 |
俊乗房重源上人 |
備考 |
東大寺別院 |
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