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道成寺(和歌山)


道成寺 本堂


 道成寺 (どうじょうじ)は
和歌山県日高郡にある
天台宗の寺院である。

 JR西日本・紀勢本線
(きのくに線)「道成寺」駅
から徒歩7分程の所にある。

 701年(大宝元年)
文武天皇の勅願により
義淵僧正を開山として
創建したと伝わる。

 紀道成(きのみちなり)
を建立奉行とし、寺名は
これに由来するという。

 朱色の仁王門を潜ると
本堂、三重塔、縁起堂、
護摩堂などの伽藍が並ぶ。

 宝仏殿は本尊の千手
観世音菩薩(国宝)など
20数体の仏像を安置する。

 本堂は単層入母屋造り、
本瓦葺き、前後面とも
正面で「両正面裏無し堂」
ともいわれる。

 紀州唯一の三重塔は
高さ20m、総桧造り。
1763年(宝暦13年)再建。

 能、歌舞伎、浄瑠璃
「安珍・清姫伝説」、
創建にまつわる「宮子姫
(髪長姫)伝説」で知られる。


道成寺 三重塔


所在地 和歌山県日高郡日高川町
鐘巻1738
山号 天音山
宗派 天台宗
本尊 千手観世音菩薩
創建年 701年(大宝元年)
開山 義淵僧正
備考 安珍・清姫伝説



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