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紀三井寺(和歌山)


紀三井寺 楼門


 紀三井寺(きみいでら)は
和歌山県和歌山市にある
救世観音宗の総本山である。

 JR西日本・紀勢本線
「紀三井寺」駅から徒歩
10分程の所にある。

 正式名は「紀三井山
金剛宝寺 護国院」である。
西国三十三所第2番札所。

 770年(宝亀元年)
唐僧・為光上人が創建
したと伝えられている。

 寺名は3つの湧き水
「清浄水」「楊柳水」
「吉祥水」に由来、三井水
として「日本名水百選」。

 231段の急な石段は
紀ノ国屋文左衛門が
宮司の娘との出会い
の坂で結縁坂と呼ばれる。

 境内からは和歌の浦、
淡路島などが眺望できる
観光地でも知られる。

 本堂は入母屋造・
正面唐破風と千鳥破風・
本瓦葺きである。1759年
(宝暦9年)建立。

 本尊は秘仏・十一面
観世音菩薩。50年に
1度開扉される。


紀三井寺 本堂


所在地 和歌山県和歌山市紀三井寺1201
山号 紀三井山
宗派 救世観音宗
寺格 総本山
本尊 十一面観世音菩薩
創建年 (伝)770年(宝亀元年)
開基 (伝)為光上人
正式名 紀三井山 金剛宝寺 護国院
備考 西国三十三所第2番



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