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粉河寺(和歌山)


粉河寺 大門


 粉河寺(こかわでら)は
和歌山県紀の川市にある
天台宗系の粉河観音宗
の総本山である。

 JR西日本・和歌山線
「粉河」駅より徒歩10分
程の所にある。

 伝承によれば、770年
(宝亀元年)大伴孔子古
(おおとものくじこ)が
創建したと伝わる。

 本尊は秘仏・千手千眼
観音菩薩である。西国
三十三所第3番札所。

 大門を潜ると参道は
右手に曲がり、参道左手に
本坊、童男堂などがある。

 さらに中門を潜ると
本堂、千手堂、六角堂、
丈六堂などが伽藍が並ぶ。

 大門は本瓦葺きの楼門、
仏師春日作と伝える
金剛力士像を安置する。

 本堂は江戸中期の
欅材による代表的建築で
西国三十三所のなかで
最大級とされる。

 粉河寺庭園は紀州石を
用いた枯山水の石庭で
国指定の名勝である。


粉河寺 本堂


所在地 和歌山県紀の川市粉河2787
山号 風猛山
宗派 粉河観音宗
寺格 総本山
本尊 千手千眼観音菩薩
創建年 (伝)770年(宝亀元年)
開基 (伝)大伴孔子古
備考 西国三十三所第3番



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