願成寺(熊本)
|
願成寺 本堂 |
願成寺(がんじょうじ)は
熊本県人吉市にある
真言宗大覚寺派の寺院。
「相良藩願成寺」駅
から数分の所にある。
駅は人吉温泉駅と
湯前駅を結ぶ「くま川
鉄道湯前線」にあり
駅名は当寺院に由来する。
1233年(天福元年)
相良氏初代・相良長頼
により創建された
と云われる。
遠江国の常福寺
(静岡県)から弘秀上人を
開山に迎えたという。
人吉城の東北に当たり
鬼門を鎮護するため
とも云われる。
相良家の菩提寺となり
江戸時代には寺禄300石、
子院6を有する大寺で
あったという。
本尊の阿弥陀如来は
木造の坐像で国指定
重要文化財である。
境内の石造七重塔は
台礎に軸石と屋根石を
別の石で積み上げる
間層式の層塔である。
|
願成寺 石造七重塔 |
所在地 |
熊本県人吉市願成寺町956 |
山号 |
伝法山 |
宗派 |
真言宗大覚寺派 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1233年(天福元年) |
開基 |
相良長頼 |
備考 |
相良家の菩提寺 |
|