人吉別院(熊本)
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人吉別院 山門 |
人吉別院(ひとよしべついん)は
熊本県人吉市にある
浄土真宗の本願寺の
別院である。
JR九州・肥薩線
「人吉」駅から徒歩
20分程の所にある。
熊本県南部の人吉、
球磨の地、「かくれ念仏
の里」で知られる。
相良藩は室町時代
後半から360年間余
一向宗(浄土真宗・真宗)
の信仰を禁止した。
禁制が解かれた後の
1878年(明治11年)
本願寺人吉説教所設立、
これが前身とされる。
別格別院・光尊寺
を経て、1919年
(大正8年)本願寺
人吉別院となる。
禁制時代、隠れ
門徒たちは命がけの
念仏を称え信仰の灯を
守り続けたという。
周辺には念仏講の
中心人物・伝助首塚や
門徒14人が入水自殺した
尾曲の十四人淵などがある。
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人吉別院 本堂 |
所在地 |
熊本県人吉市七日町25 |
宗派 |
浄土真宗本願寺派 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1878年(明治11年) |
備考 |
かくれ念仏の里 |
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