長安寺(大分)
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長安寺 本堂 |
長安寺(ちょうあんじ)は
大分県豊後高田市にある
天台宗の寺院である。
JR九州・日豊本線
「宇佐」駅から車で
約30分程の所にある。
718年(養老2年)
仁聞の開基と伝わる。
平安時代に六郷満山
65カ寺統括の西叡山
高山寺衰微後、中核的
地位を継承・発展。
鎌倉時代には
将軍家の祈願寺として
栄えたと云われる。
六郷満山の中山
寺院の原型をよく
とどめているという。
境内の収蔵庫には
太郎天・二童子像が
保管されている。国の
重要文化財である。
太郎天は榧の一木造
の立像である。胎内の
銘により、1130年
(大治5年)作とされる。
「しゃくなげ寺」
ともいわれる。また、
アジサイ、ツツジなど
花の寺、紅葉でも知られる。
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長安寺 境内 |
所在地 |
大分県豊後高田市大字加礼川635 |
山号 |
金剛山 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
千手観音菩薩 |
創建年 |
(伝)718年(養老2年) |
開基 |
(伝)仁聞 |
備考 |
国東六郷満山霊場第8番 |
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