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真木大堂(大分)


真木大堂 寺標


 真木大堂(まきおおどう)は
大分県豊後高田市にある寺院。

 馬城山「伝乗寺」の
堂宇の一つとされる。

 伝乗寺は六郷満山の
65カ寺のうち、本山本寺
(もとやまほんじ)として
36坊を有したという。

 養老年間、仁聞の
開基と伝えられる。

 往時は七堂伽藍を
有する大寺であったが
約700年前火災で焼失。

 現存する9躯の仏像は
難を免れ収蔵庫に
安置されている。
 
 本尊・阿弥陀如来
坐像、不動明王、
二童子立像(3躯)。

 四天王立像(4躯)
大威徳明王像の9躯で
各国指定重要文化財。

 現在の本堂は永い間
仏像を安置していた旧本堂で
真木仁王像を安置する。

 蒙古襲来時、異国降伏
祈願の恩賞として朝廷
より菊花の御紋章が
下賜されたと云われる。


真木大堂 本堂


所在地 大分県豊後高田市田染真木1796
山号 馬城山
宗派 天台宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 (伝)養老年間
開基 (伝)仁聞
備考 伝乗寺



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