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両子寺(大分)


両子寺 仁王像


 両子寺(ふたごじ)は
大分県国東市にある
天台宗の寺院である。

 国東半島のほぼ
中央に位置する両子山
(721m)の中腹にある。

 718年(養老2年)
仁聞(にんもん)に
よる開創と伝わる。

 この地は6の里、六郷、
総称して六郷満山と呼び
その中でも総持院として
全山を統括したという。

 宇佐八幡の庇護下
神仏習合による独特の
六郷満山仏教文化圏を
形成したとされる。

 修行の中心地として
栄え江戸期には杵築藩
の最高祈願所となる。

 無明橋を渡ると2体の
石造の仁王像が立つ。
総高245cm、像高230cm
国東半島最大級という。

 護摩堂は不動明王
を祀る。厄除け、安産に
御利益があるとされる。

 奥の院は前面が懸造、
後方が岩窟内にあり
千手観音などを祀る。


両子寺 護摩堂


所在地 大分県国東市安岐町両子1548
山号 足曳山
宗派 天台宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 (伝)718年(養老2年)
開基 (伝)仁聞
備考 九州西国33箇所6番



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