称名寺(福岡)
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称名寺 本堂 |
称名寺(しょうみょうじ)は
福岡県福岡市にある
時宗の寺院である。
地下鉄「箱崎宮前」
駅より徒歩5分程の所、
東区馬出にある。
筑前國続風土記
によれば、1320年
(元応2年)乗阿上人
による開山と伝わる。
寺名は施主の稱阿・
名阿父子の名から上
の1字をとったという。
かって高さ約5.5m
という「博多大仏」が
あった寺で知られる。
1912年(明治45年)
博多仏師・高田又四郎が
原型制作した青銅製の
釈迦如来坐像である。
当時、博多土居町にあり
博多の名物として市民に
親しまれていたという。
1918年(大正7年)
寺と共に現在地に移転。
1944年(昭和19年)
戦争激化により金属供出し
姿を消したと云われる。
今もその台座は残る。
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称名寺 大仏の台座 |
所在地 |
福岡県福岡市東区馬出4-1-50 |
山号 |
金波山 |
宗派 |
時宗 |
創建年 |
1320年(元応2年) |
開山 |
乗阿上人 |
備考 |
博多大仏の台座 |
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