入定寺(福岡)
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入定寺 本堂 |
入定寺(にゅうじょうじ)は
福岡県福岡市にある
真言宗の寺院である。
地下鉄「呉服町」駅
から徒歩6分程の所、
博多区上呉服町にある。
本岳寺と隣接する。
参考→本岳寺
開山は摂津国伊丹
出身の僧・円心僧都
と云われる。
僧都は黒田長政の
家臣のつてで西下し
住職のいない荒れた
現在地の草庵に住む。
1608年(慶長13年)
37日間穀水を断ち入定。
1621年(元和7年)
長政は生前の僧都
の願いにより仏堂を
建立し入定寺とする。
以来、黒田家の
祈願寺となったという。
黒田忠之の命により
崇福寺から地蔵尊を移し
本尊とする。秘仏で
開帳は100年に1度。
境内の弘法大師坐像
(銅造)は福岡市有形
文化財に指定されている。
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入定寺 弘法大師坐像 |
所在地 |
福岡県福岡市博多区上呉服町13-14 |
山号 |
松見山 |
宗派 |
真言宗 |
本尊 |
地蔵尊 |
創建年 |
1621年(元和7年) |
開山 |
円心僧都 |
備考 |
筑前国中三十三観音霊場8番 |
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