観世音寺(福岡)
|
観世音寺 講堂 |
観世音寺(かんぜおんじ)は
福岡県太宰府市にある
天台宗の寺院である。
西鉄・太宰府線
「太宰府」駅から徒歩
15分程の所にある。
天智天皇が母・斉明
天皇の冥福を祈るため
発願したと云われる。
しかし、完成は80年後
の746年(天平18年)。
七堂伽藍を配する
大寺であったが、今は
講堂(本堂)と金堂
(阿弥陀堂)のみが残る。
参道を進むと左手に
金堂、正面に講堂が立つ。
右手に塔跡と鐘楼、
その奥に宝蔵がある。
鐘楼の梵鐘は
日本最古といわれる。
国宝に指定されている。
宝蔵には金堂、
講堂に安置されていた
諸仏が収蔵されている。
なかでも像高5m前後
の巨像3体(馬頭観音、
不空羂索観音、十一面
観音)は圧巻である。
|
観世音寺 金堂 |
所在地 |
福岡県太宰府市観世音寺5-6-1 |
山号 |
清水山 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
聖観音 |
創建年 |
746年(天平18年)完成 |
開基 |
天智天皇 |
備考 |
九州西国33観音33番 |
|