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往生院(熊本)


往生院 山門


 往生院(おうじょういん)は
熊本県熊本市にある
浄土宗の寺院である。

 1228年(安貞2年)
(1226年とも)弁長
(べんちょう)上人が
開山したと云われる。

 上人は法然の弟子で
白川の辺に白川山
往生院を開創したという。

 加藤清正による
古鍛冶屋町への移転後
1724年(享保9年)
現在地に移ったとされる。

 江戸時代には
寺社奉行と浄土宗寺院を
管轄する触頭として
栄えたと云われる。

 1877年(明治10年)
西南戦争で薩軍熊本隊
本営となり、本堂、
山門に弾痕が残る。

 本堂前に僧・放牛が
亡父の供養のために
造立した「放牛地蔵」
の石仏がある。

 境内に弁長の墓や
徳川家康の八女振姫・
正清院供養塔、豪潮
の宝篋印塔などがある。


往生院 本堂


所在地 熊本県熊本市西区池田1-2-50
山号 無量寿山
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 1228年(安貞2年)
開山 弁長上人
備考 放牛地蔵の石仏



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