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羅漢寺(大分)


羅漢寺 寺標


 羅漢寺(らかんじ)は
大分県中津市にある
曹洞宗の寺院である。

 青の洞門で有名な
「耶馬溪」近くの本耶馬渓町、
羅漢山の中腹に位置する。

 伝承では、645年
(大化元年)インドの法道
仙人による開創と伝わる。

 1337年(延元2年)
円龕昭覚が十六羅漢を祀り
羅漢寺と呼ばれる。

 当初は臨済宗。1600年
(慶長5年)曹洞宗に改宗。

 山門は足利義満が建立。
扁額の「耆闍崛山」は
禅宗黄檗の三筆の一人、
即非和尚筆とされる。

 本堂には釈迦如来像を
安置する。山門を潜ると
無漏窟(むろどう)がある。

 逆流建順が昭覚と共に
刻んだ「五百羅漢」が
安置されている。

 他に普覚禅師が
刻んだという千体地蔵、
十六羅漢などと合わせて
3770体の石仏が並ぶ。

 山門、本堂などすべて
写真撮影禁止であった。


羅漢寺 仁王門


所在地 大分県中津市本耶馬渓町跡田1501
山号 耆闍崛山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦如来
創建年 (伝)645年(大化元年)
開基 (伝)法道仙人
備考 羅漢寺総本山



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