富貴寺(大分)
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富貴寺 山門 |
富貴寺(ふきじ)は
大分県豊後高田市にある
天台宗の寺院である。
JR九州・日豊本線
「宇佐」駅より車で
20分程の所にある。
国東半島中央部、
周防灘に注ぐ桂川の支流・
蕗川の蕗谷にある。
国東半島は神仏習合
による宇佐神宮と
関係が深く古くから
仏教文化が栄えた。
718年(養老2年)
仁聞(にんもん)の
開創と伝える。
大堂(おおどう)は
西国唯一の阿弥陀堂、
九州最古の和様建築物。
国宝に指定されている。
宇治・平等院の鳳凰堂、
平泉・中尊寺の金色堂と
共に日本三阿弥陀堂の
一つといわれる。
堂内には本尊・阿弥陀
如来坐像を安置する。
国の重要文化財である。
また、周囲の壁や
四天柱には阿弥陀浄土図
等が描かれている。
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富貴寺 大堂 |
所在地 |
大分県豊後高田市田染蕗2395 |
山号 |
蓮華山 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
(伝)718年(養老2年) |
開基 |
(伝)仁聞 |
備考 |
大堂(国宝) |
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