可睡斎　本堂

　可睡斎（かすいさい）は
静岡県袋井市にある
曹洞宗の寺院である。

　法多山尊永寺、
油山寺と共に遠州三山
といわれる。
　　参考→法多山尊永寺、油山寺

　JR東海道線「袋井」
駅より可睡斎行きバスで
10分、「可睡」下車。

　1401年（応永8年）
恕仲天誾禅師により
開山された東陽軒に
始まるとされる。

　第11代・仙麟等膳
和尚は幼い家康を
救ったお礼に招かれた際
居眠りを始める。

　家康は「可睡和尚」
と愛称、寺号も東陽軒
から「可睡齋」と改称
したと云われる。

　1583年（天正11年）
東海4ｶ国（駿河、遠江、
三河、伊豆）の寺院を
管轄する僧録司となる。

　現在は曹洞宗・専門
僧堂として多くの
雲水（修行僧）が修行
している。

可睡斎　僧堂