萬徳寺(福井)
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萬徳寺 本堂 |
萬徳寺(まんとくじ)は
福井県小浜市にある
高野山真言宗の寺院。
JR西日本・小浜線
「東小浜」駅から車で
10分程の所にある。
創建については
定かではないが、前身は
極楽寺と云われる。
応安年中(1370年頃)
安芸国円明寺の覚応が
寺号を正照院と改め
真言宗を広めたという。
戦国期には若狭国を
領した守護大名・武田氏が
祈願所に定める。
1544年(天文13年)
武田信豊により若狭国の
駆込寺となる等隆盛も
元亀年間、兵火で焼失。
1602年(慶長7年)
城主・京極高次の寄進を
受け「萬徳寺」に改称。
書院庭園は蓬莱式
枯山水庭園で国の名勝
庭園に指定されている。
本堂(阿弥陀堂)には
本尊・阿弥陀如来坐像が
安置されている。国の
重要文化財である。
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萬徳寺 書院庭園 |
所在地 |
福井県小浜市金屋74-23 |
山号 |
延宝山 |
宗派 |
高野山真言宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
備考 |
若狭観音霊場第16番礼所 |
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