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妙楽寺(福井)


妙楽寺 山門


 妙楽寺(みようらくじ)は
福井県小浜市にある
高野山真言宗の寺院。

 JR西日本・小浜線
「小浜」駅から車で
10分程の所にある。

 719年(養老3年)
行基が千手観音を刻み
山腹岩窟に安置したのが
始まりと伝わる。

 797年(延暦16年)
弘法大師・空海が巡錫し
堂宇を建立・再興した
と云われる。

 本堂は桁行5間・梁行
5間の寄棟造檜皮葺。
国の重要文化財。

 鎌倉初期の建立。
厨子に1296年(永仁4年)
の銘があり、若狭最古
の建造物とされる。

 本尊・千手観音菩薩
立像は像高176.3cm、
檜の一木造、平安中期
の作という。

 4面ある珍しい像で
国の重要文化財。

 かっては秘仏で
33年に1度しか開扉せず
現在も金箔に残る。


妙楽寺 本堂


所在地 福井県小浜市野代28-13
山号 岩屋山
宗派 高野山真言宗
本尊 千手観音菩薩
創建年 719年(養老3年)
開基 (伝)行基
備考 北陸観音霊場第3番礼所



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