吉崎御坊　蓮如上人銅像

　吉崎御坊（よしざきごぼう）は
福井県あわら市にある
浄土真宗の坊舎である。

　現在は「国史跡 吉崎
御坊跡」となっている。

　JR西日本・北陸本線
「芦原温泉」駅から車で
15分程の所にある。
　
　御坊跡に向う階段
西側、浄土真宗本願寺派
の別院を「西御坊」。

　東側、真宗大谷派
の別院を「東御坊」と
通称、呼ばれている。

　1471年（文明3年）
蓮如上人が布教拠点を
吉崎山（御山）に建立。

　上人は本願寺第8世
法主。比叡山延暦寺の
迫害からこの地に逃れて
宗教都市へと発展。

　その後門徒の結束が
一向一揆へと向かい
上人は吉崎御坊を退去。

　現在、御山には
蓮如上人像が建てられ
本堂跡などが残る。

　「蓮如の里」と呼ばれ
毎年4月「蓮如忌」で賑わう。

吉崎御坊　太鼓楼