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雨宝院(石川)


雨宝院 山門


 雨宝院(うほういん)は
石川県金沢市にある
真言宗の寺院である。

 JR北陸本線「金沢」駅
下車、北陸鉄道バス停
「広小路」から徒歩1分
程の所にある。

 寺町寺院群では外れの
犀川大橋の袂にある。

 明治の文豪・室生犀星
(むろうさいせい)の
ゆかりの寺で知られる。

 736年(天平8年)
泰澄大師により開山。
1593年(文禄2年)
雄勢上人により再興。

 犀星は7歳で22世・
眞乗法印の養嗣子となり
青年期にかけ当寺院で
過ごしたと云われる。

 小説「杏っ子」の
杏の木は今も残る。

 金沢では泉鏡花、
徳田秋声と並んで
「三文豪」と呼ばれ
市民に親しまれている。

 室生犀星記念室には
犀星に関連した資料や
品が展示されている。


雨宝院 本堂


所在地 石川県金沢市千日町1-3
山号 千日山
宗派 真言宗
本尊 金毘羅大権現
創建年 736年(天平8年)
開山 泰澄大師
備考 室生犀星ゆかりの寺



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