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安養寺(鳥取)


安養寺 本堂


 安養寺(あんようじ)は
鳥取県米子市にある
時宗の寺院である。

 JR西日本「米子」駅より
車で15分程の所にある。

 正式名は「会見山
西月院 安養寺」である。

 1332年(元弘2年)
安養尼により開創
されたと云われる。

 安養尼は後醍醐天皇
内親王。天皇の娘・
瓊子(たまこ)である。

 天皇が隠岐に流される
時、内親王も一緒に同行
しようとしたが適わず
この地に留まったという。

 当時、内親王は16歳。
遊行五代安国上人の弟子
となり出家、尼となる。

 8年後、24歳の若さで
この地で没し、皇族墓所
として御陵が築かれる。

 その後も尼寺として
存続し、江戸時代には
寺領100石が安堵される。

 境内には後醍醐天皇の
開運を祈願した「歯形栗」
が残されている。


安養寺 内親王御陵


所在地 鳥取県米子市福市724
山号 会見山
宗派 時宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 1332年(元弘2年)
開基 安養尼
備考 後醍醐天皇内親王御陵



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