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天倫寺(島根)


天倫寺 境内(右本堂)


 天倫寺(てんりんじ)は
島根県松江市にある
臨済宗妙心寺派の寺院。

 JR「松江」駅から車で
15分程、一畑電車「松江
しんじ湖温泉」駅から
徒歩15分程の所にある。

 宍道湖が眼下にあり
その眺望は宍道湖十景・
松江八景に挙げられる
ほどの絶景である。

 1639年(寛永16年)
初代松江藩主・松平直政
が創建したとされる。

 その地は、1611年
(慶長16年)堀尾吉晴
の創建した瑞応寺の
跡地と云われる。

 信州から僧・東愚を
招き開山したという。

 鐘楼にある梵鐘は
高麗製の朝鮮鐘で
国の重要文化財である。

 この鐘は堀尾吉晴が
本願寺から陣鐘として
松江城へ、その後、松平
直政が天倫寺に寄進。

 江戸中期の名僧・白隠
禅師の絵画などを所蔵。


天倫寺 鐘楼


所在地 島根県松江市堂形町589
山号 神護山
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 釈迦牟尼
創建年 1639年(寛永16年)
開基 松平直政
備考 朝鮮鐘



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