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月照寺(島根)


月照寺 不昧の廟門


 月照寺(げっしょうじ)は
島根県松江市にある
浄土宗の寺院である。

 JR西日本「松江」駅
より車で10分程の所
松江城の西に位置する。

 境内にある国の史跡
「松江藩主・松平家の
墓所」で知られる。

 この地には洞雲寺
という禅寺であった。

 1664年(寛文4年)
松平直政が生母・月照院
の霊牌を安置するため
再興したと云われる。

 直政は松江藩の
初代藩主。長誉上人を
開山に迎え「蒙光山
月照寺」と号する。

 2代藩主・綱隆は父・
直政の遺命により境内に
廟を造り「歓喜山」と改め
9代藩まで菩提寺となる。

 茶聖の7代藩主・不昧
の廟門は松江の名工・
小林如泥の作と云われる。

 巨大亀形の石碑は六代
藩主寿蔵碑。この亀は
小泉八雲の随筆で「夜な夜な
歩く大亀」として紹介。


月照寺 巨大亀形の石碑


所在地 島根県松江市外中原町179
山号 歓喜山
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 1664年(寛文4年)
開基 長誉上人
備考 松平家の墓所



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