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勝常寺(福島)


勝常寺 山門


 勝常寺(しょうじょうじ)は
福島県河沼郡にある
真言宗豊山派の寺院。

 別称「会津中央薬師堂」
とも呼ばれる。会津の
ほぼ中央にあり、会津仏教
の中心的な古刹である。

 JR東日本磐越西線
「笈川」駅から車で
10分程の所にある。

 弘仁年間(810-824年)
伝教大師・最澄の論敵
として知られる徳一上人
により創建されたという。

 創建当初は七堂伽藍を
配し、12坊、100余ヵ寺
の子院を有する大寺で
あったと云われる。

 薬師堂は元講堂で
国の重要文化財である。
国宝の木造薬師如来
坐像を安置する。

 薬師如来の両脇侍、
国宝の日光菩薩立像・
月光菩薩立像は収蔵庫
に安置されている。

 また、収蔵庫には
十一面観音菩薩立像・
地蔵菩薩立像・聖観音菩薩
立像などがズラリと並ぶ。


勝常寺 本堂


所在地 福島県河沼郡湯川村勝常代舞1764
山号 瑠璃光山
宗派 真言宗豊山派
本尊 薬師如来
創建年 弘仁年間(810-824年)
開基 徳一上人
別称 会津中央薬師堂
備考 会津三十三観音10番



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