本山慈恩寺(山形)
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本山慈恩寺 本堂 |
本山慈恩寺
(ほんざんじおんじ)は
山形県寒河江市にある
慈恩宗の寺院である。
JR左沢線「寒河江」駅
から車12分程の所にある。
寺伝によれば、
行基がこの地を選定。
746年(天平18年)
聖武天皇の勅命により
印度僧・婆羅門僧正が
創建したと伝える。
平安後期には
摂関家の荘寺的性格を
持ち京都文化が直接
入ってきたという。
30体という仏像の
多さがそれを示している。
江戸時代には
3ヵ院48坊を有し東北
最高の御朱印地になる。
境内には山門、本堂、
薬師堂、阿弥陀堂、
三重塔などの伽藍が並ぶ。
茅葺の本堂は本尊・
弥勒菩薩などを安置。
薬師堂は薬師如来、十二
神将立像などを祀る。
三重塔は山形城主・
最上義光公により建立。
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本山慈恩寺 三重塔 |
所在地 |
山形県寒河江市慈恩寺31 |
山号 |
瑞宝山 |
宗派 |
慈恩宗 |
本尊 |
弥勒菩薩 |
創建年 |
(伝)746年(天平18年) |
開基 |
(伝)婆羅門僧正 |
正式名 |
瑞宝山 本山慈恩寺 |
備考 |
東北三十六不動尊霊場1番 |
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