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最勝院(青森)


最勝院 五重塔


 最勝院(さいしょういん)は
青森県弘前市にある
真言宗智山派の寺院である。

 弘前市の中心部
弘前城の南方に位置する。
長勝寺と共に、弘前の
代表的な寺院である。

 東北第一の美塔という
「五重塔の寺」で知られる。

 1532年(天文元年)
弘信上人が堀越城外
萩野に堂宇を建立した
ことに始まると云われる。

 1611年(慶長16年)
弘前藩2代藩主・津軽信枚
の弘前城築城に伴い
城の鬼門の田町へ移転。

 弘前八幡宮別当、
津軽藩永世祈願所に
定められたという。

 明治の神仏分離で
現在の旧大円寺跡に移転。
今も大円寺とも呼ばれる。

 五重塔は総高31.2m
国の重要文化財指定の
五重塔としては、日本
最北端に位置する。

 本堂の他、五智如来堂、
如意輪観音堂、護摩堂、
薬師堂などの伽藍が並ぶ。


最勝院 本堂


所在地 青森県弘前市大字銅屋町63
山号 金剛山
宗派 真言宗智山派
本尊 金剛界大日如来
創建年 1532年(天文元年)
開基 弘信上人
正式名 金剛山 光明寺 最勝院
備考 五重塔の寺



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