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天寧寺(東京)


天寧寺 山門


 天寧寺(てんねいじ)は
東京都青梅市にある
曹洞宗の寺院である。
 
 寺伝では、天慶年間
(938-946)平将門が
開創した高峯寺が
前身と伝えられる。

 山号「高峯山」は
高峯寺に因むとされるが
兵火で焼失、廃寺となる。

 その後、室町時代の
青梅の領主・三田弾正
忠政定により再興。

 甲斐国・広厳院の
一華文英を開山に迎え
世の安寧を願い「天寧寺」
と名付けたという。

 伽藍配置は典型的な
禅宗七堂伽藍。都の
史跡天寧寺境域とされ
都指定の文化財である。

 総門を潜り参道へ、
多聞天と増長天を祀る
禅宗様楼門の山門がある。

 山門を潜り右に東司、
左に鐘楼、中雀門の正面に
法堂(本堂)、右手に庫裏、
左手に僧堂がある。

 中雀門から法堂までは
回廊で結ばれている。


天寧寺 法堂(本堂)


所在地 東京都青梅市根ヶ布1-454
山号 高峯山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦如来
創建年 天慶年間(938-946年)
開基 平将門
備考 曹洞宗伽藍配置



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