塩船観音寺　山門

　塩船観音寺
（しおふねかんのんじ）は
東京都青梅市にある
真言宗醍醐派の別格本山。

　JR青梅線「東青梅」駅
から車で15分程の所にある。

　塩船は舟の形に似て
衆生救う願いの舟に擬え
行基が名付けたという。

　伝説では、大化年間
（645-650年）八百比丘尼が
千手観音像を安置した
ことに始まると伝える。

　山門（仁王門）は
切妻、茅葺の八脚門、
左右の金剛力士は
雲慶作という。

　阿弥陀堂は妻入、
寄棟造。阿弥陀三尊が
安置されている。

　本堂は茅葺、寄棟造、
本尊・十一面千手観世音
菩薩を安置する。

　山門、阿弥陀堂、
本堂はいずれも国の
重要文化財である。

　本堂裏の高台に塩船
平和観音立像が立つ。
「花の寺」、特に「つつじ
の名所」で知られる。

塩船観音寺　本堂