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弘川寺(大阪)


弘川寺 本堂


 弘川寺(ひろかわでら)は
大阪府南河内郡にある
真言宗醍醐派の寺院。

 近鉄「富田林」駅から
路線バスで20分程の所、
葛城山の麓にある。

 平安時代の歌人・西行
終焉の地で知られる。

 寺伝では、665年
(天智天皇4年)役行者が
自刻の薬師如来を本尊
とし開創したと伝わる。

 812年(弘仁3年)弘法
大師・空海により中興。

 西行の俗名は佐藤義清、
23歳で出家、漂泊の末
この地において73歳で
没したと云われる。

 本堂への参道左手に
鐘楼、護摩堂、右手に
御影堂がある。

 西行堂は西行を
崇拝した似雲法師が
西行の墓を尋ね当て建立。

 西行墳は本堂の上
山道を登った所にあり
墓石と西行の歌碑が立つ。

 西行が桜を愛でた地、
桜の名所でもある。


弘川寺 西行堂


所在地 大阪府南河内郡河南町弘川43
山号 竜池山
宗派 真言宗醍醐派
寺格 準別格本山
本尊 薬師如来
創建年 (伝)665年(天智天皇4年)
開基 (伝)役行者
備考 西行終焉の地



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