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久遠寺(山梨)


久遠寺 三門


 久遠寺(くおんじ)は
山梨県南巨摩郡にある
日蓮宗の総本山である。

 JR身延線「身延」駅
から車で10分程の所にある。

 1274年(文永11年)
郷の地頭・南部実長が
西谷に草庵を構え
日蓮を招き、入山。

 1281年(弘安4年)
本格的な堂宇を建立。
日蓮が「身延山 妙法華院
久遠寺」と名付ける。

 総門は28世日奠上人
の建立。三門(仁王門)には
79世日慈上人の筆による
「身延山」の扁額が掛かる。

 287段の急な石段
「菩提梯」の横に男坂。
その手前に女坂がある。

 本堂は日蓮聖人700遠忌
の記念事業として再建。
祖師堂は日蓮聖人の神霊を
祀る。「棲神閣」という。

 境内には他に、五重塔、
大鐘、報恩閣、御真骨堂、
仏殿、客殿、法喜堂、
開基堂などがズラリと並ぶ。

 日蓮聖人の墓所があり
日蓮教団最高の聖地である。


久遠寺 本堂


所在地 山梨県南巨摩郡身延町身延3567
山号 身延山
宗派 日蓮宗
寺格 総本山
本尊 三宝尊
創建年 1281年(弘安4年)
開山 日蓮
開基 南部実長
正式名 身延山 妙法華院 久遠寺
備考 日蓮教団最高の聖地



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