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岩間寺(滋賀)


岩間寺 本堂


 岩間寺(いわまでら)は
滋賀県大津市にある
真言宗醍醐派の寺院である。

 滋賀と京都との府県境、
岩間山中腹にある。岩間寺は
通称名で正式寺号は正法寺
(しょうほうじ)である。

 西国三十三所観音霊場
第12番札所。第11番上醍醐
准胝堂と第13番石山寺を
結ぶ中間点に位置する。

 寺伝によれば、722年
(養老6年)泰澄大師が
元正天皇の勅命により
開創したと伝わる。

 大師は岩間山で感得、
桂の木で千手観音像を
刻み胎内に天皇の念持仏を
入れ本尊としたという。

 本尊は「汗かき観音」
「雷除け観音」「ぼけ封じ
観音」とも呼ばれる。

 本堂は1577年(天正5年)
に再建されたという。
本堂右手の不動堂には
不動明王二童子像を祀る。

 西国三十三所札所のほか
湖西二十七古刹霊場第2番、
びわ湖百八霊場第2番札所、
ぼけ封じ観音第4番札所。


岩間寺 不動堂


所在地 滋賀県大津市石山内畑町82
山号 岩間山
宗派 真言宗醍醐派
本尊 千手観世音菩薩
創建年 (伝)722年(養老6年)
開基 (伝)泰澄大師
正式寺号 正法寺
備考 西国三十三所観音霊場第12番



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