願成就寺(滋賀)
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願成就寺 本堂 |
願成就寺(がんじょうじゅじ)は
滋賀県近江八幡市にある
天台宗の寺院である。
JR琵琶湖線「近江八幡」駅
から近江鉄道バス「小幡町」
下車、徒歩5分程の所、
鶴翼山の一角に建つ。
縁起では、619年
(推古27年)聖徳太子の
発願により、八幡山麓に
開創されたと伝わる。
太子は近江に48ケ寺を
開創。最後の建立で願いが
成就したことが寺名の
由来と伝えられている。
1585年(天承3年)
羽柴秀次が八幡山城
築城に伴い現在地に
移転したとされる。
本堂には本尊・十一面
観音立像を安置する。
聖徳太子が刻んだという。
国指定の重要文化財。
秘仏で49年に1回開帳
25年に1回、中開帳される。
地蔵堂には「木の中地蔵」
と呼ばれる地蔵菩薩立像
を祀る。国指定の重要文化財。
近江湖東二十七名刹霊場
21番、びわこ百八霊場74番札所。
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願成就寺 地蔵堂 |
所在地 |
滋賀県近江八幡市小船木町73-1 |
山号 |
比牟礼山 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
十一面観音立像 |
創建年 |
(伝)619年(推古27年) |
開基 |
(伝)聖徳太子 |
備考 |
近江湖東二十七名刹霊場21番 |
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