長福寺(滋賀)
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長福寺 石柱 |
長福寺(ちょうふくじ)は
滋賀県東近江市にある
天台宗の寺院である。
近江鉄道「八日市」駅
よりバスで「大森」下車
徒歩5分程の所にある。
寺伝では、聖徳太子が
開創したともいう。
しかし、一般には
783年(延暦2年)僧・
徳珍が開山したとされる。
街道筋に市に立ち
人々の信仰を集めて
栄えたが戦乱で焼失。
1637年(寛永14年)
僧・光忠が再建し
最上家の祈願所となる。
最上家は戦国の武将。
11代義光が関ヶ原合戦
の功により出羽庄内藩
52万石の大大名となる。
しかし、義光没後、
家督相続で紛糾。改易
の上、近江大森に縮小し
転封される。
本尊は十一面観世音
菩薩である。近江西国
三十三ヶ所観音霊場
第28番札所である。
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長福寺 本堂 |
所在地 |
滋賀県東近江市大森町1483 |
山号 |
玉尾山 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
十一面観世音菩薩 |
創建年 |
783年(延暦2年) |
開基 |
徳珍 |
備考 |
近江西国三十三所観音霊場第28番 |
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