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立善寺(滋賀)


立善寺 石柱


 立善寺(りゅうぜんじ)は
滋賀県東近江市にある
日蓮宗の寺院である。

 近江鉄道本線「桜川」
駅から徒歩20分程の所にある。

 1615年(元和元年)
西田床太夫が豊臣秀頼
の菩提を弔うために
草創したと云われる。

 床太夫は西田家の
先祖で、大阪城落城
の後、秀頼の死を悼み
剃髪し休庵と改名。

 1634年(寛永11年)
立本寺(京都)第19世・
報恩院日遙上人を請じて
開山したという。
  参考→立本寺

 秀吉の姉が日遙上人に
教化され法華経を信仰
していたからと云われる。

 本堂の脇陣に祀られる
十一観世音菩薩坐像は
鎌倉末期の作とされる。

 墓地の宝篋印塔は
高さ134cm、市の文化財
に指定されている。

 毎月18日に観音会、
9月1日に百灯祭が催される。
立本寺の末寺である。


立善寺 本堂


所在地 滋賀県東近江市合戸町189
山号 長照山
宗派 日蓮宗
本尊 十界曼荼羅
創建年 1615年(元和元年)
開基 西田庄太夫
備考 立本寺の末寺



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