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浄厳院(滋賀)


浄厳院 楼門


 浄厳院(じょうごんいん)は
滋賀県近江八幡市にある
浄土宗の寺院である。

 安土町、JR琵琶湖線
「安土」駅から徒歩10分
程の所にある。

 この地は近江守護
の佐々木氏の菩提所・
慈恩寺があった所という。

 1578年(天正6年)
その跡地に織田信長が
浄土宗の僧・明感上人を
招き創建したと云われる。

 1579年(天正7年)
浄土宗と日蓮宗との
仏教論争「安土宗論」
の舞台で知られる。

 法華宗の敗北となるが
信長の政治的意思が
働いたとも云われる。

 境内には楼門と本堂、
釈迦堂・鐘楼などが並ぶ。
楼門と本堂は国指定の
重要文化財である。

 楼門は入母屋造、
本瓦葺である。桃山時代
の建築とされる。

 本堂は興隆寺の弥勒堂を
移築したもので、本尊・
阿弥陀如来を安置する。


浄厳院 本堂


所在地 滋賀県近江八幡市安土町慈恩寺744
山号 金勝山
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 1578年(天正6年)
開基 織田信長
備考 安土宗論



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