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願成寺(滋賀)


願成寺 山門


 願成寺(がんじょうじ)は
滋賀県東近江市にある
曹洞宗の寺院である。

 名神高速道「八日市」
ICから15分程の所にある。

 寺伝によれば、619年
(推古天皇27年)聖徳
太子が開創したと伝える。

 本尊の聖観世音菩薩
立像は太子の母の姿を
模したものと云われる。
秘仏で33年に1度の開扉。

 昔、盗賊が住職を切り
つけたが住職に傷はなく
観音像の背中に刀傷あり
身代わり観音の信仰を集める。

 信長の兵火で焼失後
曹洞宗の寺として再興。
また、「人魚伝説」の
寺でも知られる。

 美しい尼僧の願成寺
通いの後を付ける小姓を
捕まえると人魚とわかり
ミイラにされたという。

 観音堂にそのミイラが
保存されているというが
非公開である。

 近江湖東二十七名刹霊場
24番札所、びわ湖百八霊場
77番札所である。


願成寺 観音堂


所在地 滋賀県東近江市川合町950
山号 玉尾山
宗派 曹洞宗
本尊 聖観世音菩薩立像
創建年 (伝)619年(推古天皇27年)
開基 (伝)聖徳太子
備考 人魚伝説



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