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天寧寺(滋賀)


天寧寺 仏殿(羅漢堂)


 天寧寺(てんねいじ)は
滋賀県彦根市にある
曹洞宗の寺院である。

 北陸自動車道「彦根」
ICから3分程の所にある。
里根山の中腹に位置する。

 1811年(文化8年)
崇徳寺を移築し本堂を
建立したとされる。

 彦根13代藩主・井伊
直中が腰元若竹の不義の
子を咎めお手打ちとする。

 しかし、相手が自分
の息子と分かり結果的に
自分の孫を葬ることに
後悔したと云われる。

 名僧・寂室賢光の勧めで
五百羅漢の造像を発願。
1828年(文政11年)
羅漢堂を建立したという。

 羅漢堂には本尊・
釈迦如来坐像、十大弟子、
十六羅漢の計527体が
安置されている。

 井伊直弼好みの
石州流庭園、他に直弼
の供養塔などがある。

 近江湖東二十七名刹
霊場6番、びわ湖百八
霊場59番札所である。


天寧寺 石州流庭園


所在地 滋賀県彦根市里根町232
山号 萬年山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦如来
開基 井伊直中
備考 五百羅漢



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