法雲寺(滋賀)
|
法雲寺 本堂 |
法雲寺(ほううんじ)は
滋賀県東近江市にある
天台宗の寺院である。
近江鉄道本線
「日野」駅から日八線
バス停「仲出町」下車
徒歩5分程の所にある。
旭野神社と隣接する。
神社は十禅師権現社と称し
比叡山麓日吉大社の
分雲社とみられる。
創建については
詳細は定かではない。
元禄年間(1688-1704年)
中照により中興された
とも云われる。
本堂などの建物は
室町から江戸期にかけて
の建築とされる。
本堂には本尊の薬師
如来坐像を安置する。
また、観音堂には帝釈天
立像が祀られている。
帝釈天立像は檜の
一木造で10世紀作とされ
国の重要文化財である。
元禄年間(1688-1704)
甲賀市の飯道寺(現廃寺)
から旭野神社別当寺の
本尊になったものという。
|
法雲寺 観音堂 |
所在地 |
滋賀県東近江市上麻生町62 |
山号 |
常樂山 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
薬師如来坐像 |
備考 |
帝釈天立像 |
|