高宮寺(滋賀)
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高宮寺 山門 |
高宮寺(こうぐうじ)は
滋賀県彦根市にある
時宗の寺院である。
近江鉄道「高宮」駅
から徒歩5分程の所、
中山道「高宮宿」の
高宮城跡近くにある。
731年(天平3年)
行基が開創した称讃院が
始まりと伝えられる。
十一面観音を本尊とし
天台宗に属したという。
平安後期の1155年
(久寿2年)雷火で焼失。
1279年(弘安2年)
高宮宗忠が一遍上人に
帰依して堂宇を建立。
切阿上人を中興開山
として「高宮寺」に改称。
また、時宗に改宗。以来、
高宮氏の菩提寺となる。
1573年(天正元年)
高宮城落城、伽藍焼失。
1692年(元禄5年)
本堂が再建されたという。
切阿上人坐像は
国の重要文化財である。
黒い漆で覆われており
「黒ほとけ」と呼ばれる。
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高宮寺 本堂 |
所在地 |
滋賀県彦根市高宮町2335 |
山号 |
神応山 |
宗派 |
時宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
(伝)731年(天平3年) |
開基 |
(伝)行基 |
備考 |
高宮氏の菩提寺 |
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