長久寺(滋賀)
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長久寺 山門 |
長久寺(ちょうきゅうじ)は
滋賀県彦根市にある
真言宗豊山派の寺院である。
彦根城から2kmほど
離れた雨壷山の西麓、
JR琵琶湖線「彦根」駅から
徒歩10分程の所にある。
1041年(長久2年)
高野山の学僧・善應
僧都により開創された
と云われる。
後三条天皇の皇后
の祈願所となる。寺名は
創建時の年号に因む。
かっては、湖東三山に
匹敵する大寺で寺域も
現在の彦根市のほぼ
北半分を占めたという。
1510年(永平7年)
六角・京極両氏の兵火、
さらに1571年(元亀2年)
信長の焼き討ちで焼失。
彦根藩主・井伊氏が
後水尾天皇の勅、徳川家
の助力により再建。
観音堂(本堂)には
本尊・千手観世音菩薩が
安置されている。
怪談「番長皿屋敷」で
知られるお菊の皿が残る。
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長久寺 観音堂(本堂) |
所在地 |
滋賀県彦根市後三条町59 |
山号 |
普門山 |
宗派 |
真言宗豊山派 |
本尊 |
千手観世音菩薩 |
創建年 |
1041年(長久2年) |
開山 |
善應僧都 |
備考 |
近江湖東二十七名刹霊場4番 |
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