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宗安寺(滋賀)


宗安寺 赤門


 宗安寺(そうあんじ)は
滋賀県彦根市にある
浄土宗の寺院である。

 JR琵琶湖線「彦根」駅
から徒歩20分程の所にある。

 足利尊氏・直義兄弟が
各国に一寺を選び称号を
与えた箕輪(現・群馬県)
の安国寺が前身という。

 1590年(天正18年)
井伊直政が箕輪の城主の時
正室・東梅院の両親の
菩提のために再興。

 直政が彦根藩となり
宗安寺に改称。1603年
(慶長8年)彦根城
築城の際、現在地に移転。

 1616年(元和2年)
徳川家康の位牌奉安所
となり寺運は栄える。

 山門は佐和山城の
正門を移築したもので
「赤門」と呼ばれる。 

 1701年(元禄14年)彦根
大火で赤門を除き全焼。
翌年に長浜城付属御殿を
もらい受け本堂とする。

 本尊の阿弥陀如来立像は
淀君の念持仏と云われる。


宗安寺 本堂


所在地 滋賀県彦根市本町2-3-7
山号 弘誓山
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
再興年 1590年(天正18年)
再興 井伊直政
備考 赤門



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